先斗町

CITY01鬼門

ハマグリ大王がプチ暴走したあの日
はたと目覚めたら
誰かのヒールに収まっていた
ちょっきりさ
糸くずを挟む余地もなかった
完全なるジャストフィットというものは時を忘れさせる

うっかり寝ちゃってるそこ
鬼門だよ

そう誰かが囁いた
僕の決め台詞を
他でもないこの僕に――
それにしても居心地がよかった

コメント